kimilab journal

Literacy, Culture and contemporary learning

お仕事(アートほか)

書く。部@「アートセンターをひらく:地域をあそぶ」展~人々の記憶を担うものとしての作品について

水戸芸術館現代美術センター「アートセンターをひらく 第Ⅱ期」展にひきつづき、「アートセンターをひらく:地域をあそぶ」展でも、「部活動」のひとつとして「書く。部」を実施することになりました。 www.arttowermito.or.jp 「アートセンターをひらく 第Ⅱ…

児童書ビブリオバトル×39アート「この児童書がすごい!@水戸芸術館~ケアリング編」を開催しました

水戸芸術館現代美術ギャラリーにて現在開催中の企画展「ケアリング/マザーフッドー「母」から「他者」のケアを考える現代美術」にあわせて、「ケアリング(caring)」をテーマにした児童書ビブリオバトルを開催しました。その名も、児童書ビブリオバトル×39…

「ザ・ベグデルテスト」のアフタートーク~そして、リフレクションとディブリーフィング

インプロとジェンダー探求プロジェクトの第1回「ザ・ベクデルテスト(The Bechdel Test)」公演を視聴しました。 The Bechdel Test第1回公演案内 ※インプロとジェンダー探究プロジェクト 第1回 The Bechdel Test 公演のお知らせ | yuriesonobe.com 「ザ・ベ…

遠くから思いを馳せざるをえない時代のアートー「メゾン・ケンポクの何かはある2020」アーカイブサイト

昨年(2020年)1~3月に開催されていたメゾン・ケンポクの「何かはある」。 メゾン・ケンポクの『何かはある』(メゾン・ケンポク、茨城県北各地) 今年開催が予定されていた「何かはある2021」も、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、一部プログラ…

書く。部@「アートセンターをひらく 第Ⅱ期」展

水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催されている「アートセンターをひらく 第Ⅱ期」。本プログラム内の「部活動」として開催されている「書く。部」に、「顧問」として参加しています。 アートセンターをひらく 第Ⅱ期 部活動|現代美術ギャラリー|水戸芸術館 …

「物語の段階」を遊ぶ!~『じっくりミレー』と鑑賞教育

大学院の授業では、『メディア・リテラシーの教育(ことばの授業づくりハンドブック)』(奥泉香編、2015、渓水社)をテキストにしながら、主に、中学校・高等学校の国語科でのメディアを用いた言葉の教育や、メディア・リテラシーの教育について議論してい…

必要とすること/ギブを願うこと

以前、こちらのブログで、ニューヨークのカスティロ劇場で行われているプログラム「若者のための発達支援学校(Development School for Youth)」について、ご紹介しました。 わたしたちは、今回のイマージョン・プログラムの中で、カスティロ劇場での公演も…

岡本太郎「太陽の塔」の著作権~こだま芸術祭「太陽の塔プロジェクト」~

埼玉県本庄市・児玉郡エリアで開催されていた「こだま芸術祭」に行ってきました。 kodama-art-festival.info 「こだま芸術祭」は、1969年に設立されたこだま青年会議所の50周年記念事業ということで、公益社団法人こだま青年会議所による主催。 これまでも、…

「書く。部」によるギャラリーガイド~『チュートリアル:ポスト・ヒューマン時代の歩き方』と『GAME 超人類転生』

水戸芸術館現代美術センター「高校生ウィーク」の一環として開催した連続ワークショップ「書く。部」が、昨日、無事に終了いたしました。 イベントの詳細については、こちらをご覧ください。 書く。部第1回 対話型鑑賞「ハロー・ワールド」展 書く。部第2…

「Tokyo Art Research Lab」初年度成果レポートに寄せて(2011年3月)

「東京アートポイント計画」のスタッフの方々より、インタビューの依頼を受け、アーツカウンシル東京ROOM302まで、行ってきました。 わたしは、2009年度~2010年度、東京文化発信プロジェクト(公益財団法人東京都歴史文化財団)だった頃の、「東京アートポ…

芸術祭遺産の風景~「いちはらアート×ミックス2017」

今週のお題「ゴールデンウィーク2017」。 2017年4月8日(土)から5月14日(日)にかけて千葉県市原市南部エリアで開催されている「いちはらアート×ミックス2017」に行ってきました。 ichihara-artmix.jp 「いちはらアート×ミックス」は、2014年に第1回が開…

高校生ウィーク アーカイ部「ひと・こと採集2017」

2017年4月9日。 早いもので本年度も水戸芸術館の「高校生ウィーク」が最終日を迎えるということで、今年も「高校生ウィーク」に参加された皆さまの生の声を、その場で「採集」すべく、カフェ会場(水戸芸術館現代美術ギャラリー内ワークショップ室)まで行っ…

学習指導要領にインプロ的に応答する

「ジャパン・オールスターズ」の一員として翻訳を行った、キャリー・ロブマン&マシュー・ルンドクィスト(2016)『インプロをすべての教室へ 学びを革新する即興ゲーム・ガイド』(新曜社)が無事に発行され、本日わたしの手元にも書籍が届きました。 訳者の…

切符をなくした子供たちは都市ネットワークの夢を見るか?―北川貴好「地上階には、つながらない邸宅」

2/25(火)から3/1(火)まで東京・池袋エリアで開催されている回遊型の展覧会、北川貴好「地上階には、つながらない邸宅」に参加してきました。 池袋駅からスタートするこの展覧会。参加者は、SNSのメッセージのようなかたちでスマートフォン上に表示さ…

ハーメルンの笛から逃げるための方法について――中島佑太ワークショップ展示@岡本太郎美術館

水戸芸術館現代美術センター・高校生ウィーク「大人部」、および、その後に行われた水戸のキワマリ荘でのトークイベント「よんでみる 11」でお世話になった、アーティストの中島佑太さんが、川崎市岡本太郎美術館の企画展「遊び ひらく 岡本太郎」展のなかで…

誰かのための住処/みんなの公共空間――DenchuLab.一般公開展示

東京都台東区・谷中霊園の近くにある旧・平櫛田中邸で行われたいた若手アーティストによる滞在制作「Denchu Lab.」の公開展示を見にいってきました。 ★若手アーティストによる滞在制作 | Denchu Days_Live Arts and Archives ★プレスリリース(PDF) 平櫛田中…

「ビエンナーレさん」の憂鬱――中之条ビエンナーレと共生の諸問題

中之条ビエンナーレにいってまいりました。 中之条ビエンナーレは、群馬県吾妻郡中之条町で2007年より開催されているアートイベント。 中之条ビエンナーレが、2007年に第1回を開催した際には、参加作家数が58人で来場者数はのべ48,000人。予算も中之条町か…

絵本建築

今週のお題「一番古い記憶」。 ・・・ということで、本をめぐる「一番古い記憶」の話をしようと思います。 これは、本をめぐる「一番古い記憶」の話でもあるのですが、一方、建築をめぐる「一番古い記憶」の話でもあります。わたしがもっともはじめてつくった建…

「遠くにいるあなた」のためのパブリック・リレーションズ

水戸のキワマリ荘で、開催された「よんでみる9 鳥取藝住祭をよんでみる」に参加してきました。 「鳥取藝住祭」は、2014年9月~11月にかけて行われている「アーティスト・イン・レジデンス型の芸術祭」。「土着する文化 住み着く芸術」をテーマに、「芸術が身…

「食べること」にアプローチする速度

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芸人が「芸人」でいられるためのシステムとは

今日は、仕事で関わらせていただいている 「小金井110人のストーリー」に参加するため、 JR武蔵小金井駅から徒歩7分、 小金井アートスポットシャトー2Fに行ってまいりました。◎「小金井110人のストーリー」小金井110人のストーリー 今回のゲストは、東京学…