kimilab journal

Literacy, Culture and contemporary learning

小学校教員資格認定試験・一次試験終了

小学校教員資格認定試験、一次試験が終了しました。
自分で言うのもなんだけどよく頑張った。

9科目中6科目(うち2科目は図工・体育・音楽から選択)の科目選択が合否をわけるという一次試験。わたしの選択科目は、国語・算数・図工・音楽・体育・家庭科でした。
わたしと同じ受験室の人たちは、国語あるいは社会(あるいは両方)・音楽か図工(あるいは両方)・体育・家庭科・生活科、というパターンでとっている方が多かったようです。理科のときは見ていませんが、算数のときは教室がやたら閑散としていました。


しかし…、小学校教員認定試験の受験者を見てると、さまざま人生を送ってきた人たちが一同に会しているんだなぁ…としみじみします。
一方で、教員採用試験の予行練習がてら受験しているような大学生がいたと思えば、もう一方で「他の職種にめついてみたけれど、どうしても小学校の先生になりたいんだ!」という必死さの伝わる20代後半から30代前半の方々がいたりします。
あとはすでに中学や高校の教員として働いているけれど、小学校の免許が必要になった…という感じの壮年期の男性たち。子どもも手が離れたので、小学校教員として働こうかと思い立ったような主婦らしき女性たち。
みんな、小学校教員の免許をとりたいという動機も背景もさまざまで、そんなテンションの違う人たちがひとつの会場にいるのがとても不思議です。


そんな違いがいっきに顕在化したのは、図工の試験のあとでした。
今回の試験では、図工の試験における学習指導要領からの出題が比較的易しかったのですが、これは教員採用試験の予行練習として受けている大学生たちには「馬鹿にしている」と映るらしいのです。一方で、どうにか試験に合格して小学校教員の免許をとりたいと思っている人たちにとっては「貯金ができた。よかった!」というこ
とになるようでした。
そんなわけで、図工の試験が終わった帰り道には、「馬鹿にしてんの!?」と激怒する大学生と、「算数で、落としたっぽかったからすごい助かった〜!」という人たちが混在していました。

いやはや。人生いろいろ。