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kimilab journal

Literacy, Culture and contemporary learning

初日の出と祈りの風景

日記

2016年になりましたね。皆さま、あけましておめでとうございます。

今週のお題「年末年始の風景」ということで、初日の出の様子をご紹介したいと思います。

「初日の出」というと、水平線の向こう側から日が昇ってきて、水面に太陽光が反射し・・・という写真で表現されることが多いですよね。

たしかに、視覚的に1枚の写真・絵画でみたときには、そのような「絵」が一番わかりやすいだろうとは思うのですが、「初日の出を拝む」といったときに大切な時間は、むしろ、日が昇る前の時間だろうと思うのです。

 

太陽が出てくる前、気温の低いピンとした空気のなかで、日が昇るのを待つその時間。

そこにあらわれる、祈りの風景こそが、美しい。

・・・そんなことを毎年思います。

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なぜ、私たちは、初日の出を拝むのでしょうか。

それは、「初日の出とともに年神様が現れる」という信仰があるからなのだそうです。

そう考えてみると、神様のあらわれを待つその時間こそが大切だとかんじる、わたし自身の感覚に、理由が与えられたような気持ちになります。

 

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明るくなってきたな・・・と思って海のほうに目を向けると、雲のかたちにそって、光のラインができています。とても神秘的。

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日が昇りはじめると、それまで波にのっていたサーファーたちも、一斉に水平線の方を向き、手を合わせます。

宗教とかイデオロギーとか、そういうものを超えた大きな力のようなものが、そこにはあるような気がしてきます。

その大きな力のようなものに、かつて生きた人々は「年神様」という名前をつけたのかもしれません。

 

今年も良い年になると良いですね。

皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈りしております。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。