kimilab journal

Literacy, Culture and contemporary learning

小学校教員資格認定試験(第一次)

ついに明日から、小学校教員資格認定試験です。
第一次試験は、明日(9月6日)と明後日(9月7日)の2日間かけて行われます。

わたしにとっては、大学卒業した頃から、常になんとなく気にかかっていた資格認定試験なのですが、世の中には知らない方も多いようなので解説します。
教員になるために必要な教育職員免許状には「専修」・「1種」・「2種」という3つの種類があります。
もっとも多くの人たちが持っている免許(大学で単位を取得しながらとる免許)は「1種」で、「1種」を持っている人がさらに、大学院で、教科や教育に関する大学院の科目を履修すると、「専修」の免許状を取得することができます。
「2種」は、短期大学卒業程度でとれる免許状で、現在は、小学校教員免許のみだったと思います。(違っていたらすみません)

で、この「2種」の小学校免許は、小学校教員養成課程のある短期大学だけでなく、文部科学省が実施する「小学校教員資格認定試験」に合格することによっても、取得することができるのです。
詳しくは、こちらをごらんください。
「平成20年度 教員資格認定試験の案内」
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/nintei/08041507/003.htm

試験は、第一次がマークシート方式の筆記試験。第二次が、論述試験(9科目中1科目選択)と実技試験(図工・体育・音楽から2科目選択)。そして面接です。最後に第三次には、教育実践に関わる試験として、実際に教育現場で授業を見学したり、子どもたちと実際に関わったり、見たことについて討論会をしたり…という試験があるそうです。
ちなみに受験にかかる費用は、書類郵送のための切手代含めても6000円弱でおさまったと思います。小学校教員免許をとりたいけど、経済的に余裕がない…というかたには、本当にオススメです。

小学校教員認定試験に興味を持たれた方は、以下のサイトがとても親切なので、ぜひご覧になったら良いと思います。
「小学校教員資格認定試験まとめのページ」
http://www.kyoin.com/nin001.html


それでは、明日からの第一次試験、しっかりがんばってきたいと思います。