kimilab journal

Literacy, Culture and contemporary learning

「このはしわたるべからず」課題

オタクを前面に出さないで「読書教育の新しい試み−オタク文化論的視点から−」という論文を書いてください、と言われたかと思えば、今度は、退官した恩師(つまり、いわば「身内」)の退官記念論文集の図書紹介(ふつう、まったく関係ない第三者がその図書を第三者的に評して文章を書くもの)を書いてくださいという依頼が舞い込みました。

こんな愚痴を、知り合いの教育社会学の先生にしていたら、
「kimistevaさんは、あれだね。『一休さん』的な期待を持たれてるんだね。」
・・・と言われました。
「この屏風の虎をつかまえてみよ」とか、「『このはしわたるべからず』という看板の書かれた橋をわたってみよ」とか、そういう課題を課されているね、と。

言われてみれば、前者の課題は、「オタクを前面に出さない、オタク文化論をかけ」と言われているようなものなので、まさに、「このはしわたるべからず」課題。
トンチで「橋」と「端」をひっかけるような、アクロバティックな読みかえをしなければ、こんな課題は解決できません。

後者については、さすがに無理だろうと思ったので、担当教官に相談したところ、「どうにか工夫してみてください」という残酷な指示が・・・!
「工夫」って・・・やっぱりトンチですか・・・っっ!?
そんなわけで、しばらく一休さんになれるよう努力してみる必要がありそうです。

ポッポッポッポッポッポッポッポッ チーン!